災害関連死、輪島で1人減 負傷者1000人超える 能登半島地震

避難所に飲料水を汲みにきた被災者=13日午前10時、珠洲市正院町正院

 石川県の13日午前9時までの集計によると、能登半島地震による県内の死者は215人で前日から変わっていない。避難生活や環境変化などから体調が悪化して亡くなった「災害関連死」が輪島市で1人減り、計13人となった。負傷者は同市で前日から430人増加するなどし、県内全体で計1009人に上る。

 市町別の死者数は珠洲市98人、輪島市83人、穴水町20人、能登町6人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。このうち関連死は珠洲市6人、能登町4人、輪島市3人。

 13日午前9時時点で連絡が取れない安否不明者として、26人の氏名などが公表された。12日午後の前回公表時から2人減った。内訳は輪島市21人、珠洲市5人。

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