ドローン操縦の民間資格取得に挑戦 長崎総科大付属高 生徒7人全員合格 壱岐のスクールで講習、受験

ドローン操縦の民間資格取得のため実技試験に挑戦する生徒ら=壱岐市、旧芦辺中グランド

 長崎市の長崎総合科学大付属高(松本浩校長、327人)のエンジニアコースの生徒7人が、壱岐市芦辺町のドローンスクール「マリンフライト」(田山久倫代表)で、ドローン操縦の民間資格取得に挑戦した。
 同スクールは国土交通省認定団体。旧芦辺中体育館やグラウンドを使って運営している。同校は2022年の科学技術部の合宿に続き、23年7月、エンジニアコースの生徒がドローン体験学習を実施。国家資格取得につなげようと希望した7人が今月5~7日、冬休みを使って民間資格取得に挑戦した。
 民間資格を取得すれば、国交省への飛行許可を取る際に簡略化されるほか、25年3月まで国家資格取得時に申請の簡略化や実技・座学など時間や費用面で優遇措置がある。
 参加した生徒らは5日、座学を受けて筆記試験、6日は実技講習と実技試験に臨み見事全員合格。同スクールの認定書を取得した。
 参加した同校1年の川勝泰一さん(15)は「祖母に資格は持っておいた方が良いと勧められて挑戦した。地元式見町のペーロンを撮影したい」と話した。

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