水道週間全国コン・図画の部 坂本さん特選 柴山さん入選 平戸・大島小 3年連続で表彰者

作品を手にする特選の坂本さん(左)と入選の柴山さん=平戸市立大島小

 第65回水道週間協賛懸賞募集(日本水道協会など主催)の図画の部小学校低学年で、長崎県平戸市立大島小3年の坂本未琉さんが最高賞の特選に輝いた。同校から特選は2年ぶり。同校3年の柴山桜愛さんも入選(6点)しており、3年連続で表彰者が出ている。
 同募集は水道週間(6月1~7日)に合わせて毎年実施。図画、作文、習字、標語の4部門で、図画の部小学校低学年には全国から276点の応募があった。
 坂本さんは手洗いや料理など自宅で水を使う四つの場面を、柴山さんは自分と友達2人が手を洗う場面を描いた。
 同市は例年、市内の児童生徒を対象に水道事業に関する作品コンクールを実施し、上位入賞作品を同募集に出品している。本年度は図画269点、習字252点、標語555点の計1076点の応募があった。
 表彰状の伝達式が11日、同校であり、2人に手渡した松田隆也副市長は「学校での努力が実った。2人とも素晴らしい完成度」と称賛。坂本さんは「家族からも『すごいね』と言われた。水は大切に使ってほしい」、柴山さんは「入選と聞いてびっくりした。家族も驚いていた」と話した。山口和也校長は「美術担当教諭の熱心な指導のおかげ」と話した。
 同校では2021年度、図画の部高学年で中尾文香さん(当時5年)が特選、22年度は中尾さん(同6年)と同低学年で妹の友香さん(同3年)がそれぞれ入選した。

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