本格的な入試シーズンの幕開けとなる大学入学共通テストが1月13日、全国668会場で始まった。14日までの2日間で行われ、福井県内では福井大学、県立大学、福井工業大学の3大学5会場で計3170人(前年度比173人減)が志願している。
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県内最多の1632人が受験予定の福井大学文京キャンパス(福井市)では午前7時過ぎから生徒らが続々と会場に入った。入り口近くで待つ高校教員に出席を伝え、「いつも通り頑張れ」とエールを受けていた。1日10時間の勉強を続けたという武生東高校の文系男子は「ここまで来たらやるしかない」。羽水高校文系女子は能登半島地震の余震を心配し「試験中に揺れないかちょっと不安」と話していた。午前9時半に地理歴史・公民の1科目目の試験が始まった。
全国では計約49万人が志願。2025年1月のテストから教科・科目が再編されるため、現行の6教科30科目で実施する最後の試験となる。