ラフマニの劇的AT弾でナポリが最下位サレルニターナに薄氷の逆転勝利【セリエA】

[写真:Getty Images]

ナポリは13日、セリエA第20節でサレルニターナをホームに迎え、2-1で逆転勝利した。

前節トリノに0-3の完敗を喫した9位ナポリ(勝ち点28)は引き続きオシムヘンをアフリカネーションズカップ参戦で欠く中、シメオネ、クワラツヘリア、ポリターノの3トップで臨んだ。

最下位サレルニターナ(勝ち点12)に対し、立ち上がりからボールを握ったナポリだったが、好機を作れずにいると29分に失点。カンドレーバにボックス手前左から見事なコントロールシュートを決められた。

追う展開となったナポリは33分、スルーパスに抜け出したシメオネがボックス右からシュートに持ち込むもGKオチョアにセーブされる。さらに40分、ガエターノのミドルでゴールに迫ると、追加タイム1分にPKを獲得。

シメオネがボックス内でファシオに倒されると、VARの末にPK判定に。これをポリターノが決めて1-1とし前半を終えた。

迎えた後半、開始4分にカユステのミドルでゴールに迫ったナポリは、56分にガエターノを削ってラスパドーリを投入。攻撃の枚数を増やして圧力を強めるも、好機を作るには至らない。

終盤の82分にようやくクワラツヘリアのカットインシュートでゴールに迫ったナポリは、追加タイム4分にもクワラツヘリアがゼルビンとのパス交換から決定的なシュートを放つも、GKオチョアに阻まれてしまう。

このまま引き分けかと思われたが、追加タイム6分に劇的弾。FKの流れからルーズボールを拾ったラフマニがシュートを蹴り込み、劇的逆転弾が生まれた。

苦しんだナポリが何とか4試合ぶりの勝利をもぎ取り、後半戦初戦を白星で飾っている。

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