自転車のオフロードレース「第29回全日本選手権大会シクロクロス(CX)」が13日、宇都宮市の道の駅うつのみやろまんちっく村で開幕した。7大会ぶり2度目となる同所でのレースに県内外から訪れた約8千人(主催者発表)のファンが熱狂した。
CXは障害物などが設置されたコースを周回し順位を競う。雪も吹き付ける厳しい条件の中、性別や年齢ごとの6部門でレースが行われ、11人で争われた女子マスターズでは宇都宮市在住の林口幸恵(はやしぐちゆきえ)(Gufo cycleworks)が連覇し会場を盛り上げた。
同市宝木本町、サービス業男性(77)は「障害物だらけで面白いし、選手はびっくりするぐらいタフだね」と食い入るように観戦していた。
最終日の14日は9レースを実施する。