氷見の断水1990戸、富山県内住宅被害2903件 能登半島地震

 能登半島地震による被害状況について、富山県は13日、氷見市内の断水は同日午前11時時点で前日より490戸減の1990戸になったと発表した。このうち、飲料水として使えないが通水しているのは前日より500戸増の1530戸となった。

 住宅被害は、前日から192件増えて2903件。半壊は23件増の56件、一部破損は154件増の2008件、程度不明は15件増の823件となっている。高岡市や小矢部市、上市町で半壊や一部破損の被害が新たに確認された。

 避難所に身を寄せている人は氷見市で42人、高岡市で30人。負傷者は重傷が3人、軽傷が41人。

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