【早出し】大学入学共通テスト初日、県内6会場トラブルなし 

お菓子の差し入れで激励を受ける受験生=山形市・山形大小白川キャンパス

 大学入学共通テストが13日、県内でも始まり、受験生が志望校合格への第一関門に挑んだ。県内6会場でトラブルはなく、予定通りに初日を終えた。

 山形大小白川キャンパス(山形市)会場では、午前8時ごろから受験生が次々と集まった。正門前で教職員が笑顔で出迎え、お菓子の配布やグータッチなどで緊張を解きほぐした。生徒は「満点取ります」などと応じ、自信に満ちた表情で試験室に向かった。

 新型コロナウイルス感染症が昨年5月に5類に移行したことから、試験中のマスク着用は受験生の判断とされた。

 県内の志願者は3588人で昨年から11人減少した。志願者に対する13日の受験率は▽地理歴史・公民88.2%▽国語95.3%▽外国語95.6%▽英語リスニング95.4%-だった。最終日の14日は県内6会場で理科、数学が行われる。

© 株式会社山形新聞社