負傷者1235人に 能登半島地震

厳しい冷え込みで凍結した路面=14日午前7時半、珠洲市正院町正院

 石川県内の14日午前9時までの集計によると、能登半島地震による県内の死者は220人で前日から変わっていない。負傷者は輪島市で軽傷者が1人増え、県全体で1235人となった。

 市町別の死者数は珠洲市98人、輪島市88人、穴水町20人、能登町6人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。このうち関連死は珠洲市6人、能登町4人、輪島市3人。

 14日午前9時時点で連絡が取れない安否不明者として、23人の氏名などが公表された。13日午後の前回公表時から3人減った。内訳は輪島市19人、珠洲市4人。

 住家被害は七尾市が5280戸、内灘町が1003戸、かほく市が742戸、中能登町が54戸に増え、県内全体で1万1647戸となった。

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