京都府向日市の向日市天文館は20日午後1時半から、宇宙航空研究開発機構(JAXA)による特別講演会「惑星探査の最前線―『みお』が挑む水星探査」を開催する。
水星探査はJAXAと欧州宇宙機関(ESA)とが連携したプロジェクト。日本の探査機「みお」が磁場や大気、欧州の探査機「MPO」が表面や内部を調べる。2018年10月に打ち上げられ、2機は7年かけて水星に到達する。
講師はJAXA宇宙科学研究所助教の村上豪さんが務める。惑星の中で太陽に最も近い水星は探査が困難で、その解明に挑むプロジェクトについて説明するとともに、惑星探査の最前線や探査機「みお」の開発秘話などを紹介するという。
無料、先着70人。申し込みと問い合わせは075(935)3800。