大学入学共通テスト2024 生物基礎の分析速報 難易度は、大学入試

生物基礎の問題分析

 大学入学共通テスト2日目は2024年1月14日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。「生物基礎」の分析は以下の通り。⇒【平均点】共通テストの平均点、中間発表を見る

生物基礎の難易度分析

 今年も教科書の3分野から1題ずつ出題された。設問数は昨年より1つ増加して16、マーク数は2つ減少して16であった。昨年に比べて思考力や判断力を問う問題が減少し、計算問題が出題されなかったため、解答に時間的な余裕があったと考えられる。

⇒【難易度速報】2024年度共通テストの難易度は?教科・科目一覧

難易度

 【易化】設問文や与えられた図表に基づいて考察する問題の数が減少し、平易な知識問題の数が増加した。また、昨年は計算問題が1問出題されたが、今年は出題されなかった。

⇒【速報】入学共通テスト予想平均点 文系は546点、理系は…科目別も

出題傾向の分析

 昨年同様、生物と遺伝子、生物の体内環境の維持、生物の多様性と生態系の3分野からバランスよく出題され、各大問がA・Bに分かれていた。昨年出題された「分野横断型問題」は出題されなかった。設問文や図表に基づいて考察する問題が減少し、計算を要する問題は出題されなかった。また、会話文に基づく問題や2年連続して出題されていた「仮説を検証するための実験」に関する問題などは出題されなかった。なお、第2問では免疫に関する問題が6年連続で出題された。

出題分量

 教科書の3分野から大問が1題ずつ出題された。設問数は昨年より1増加して16、マーク数は昨年より2減少して16であった。

生物基礎の問題・解答

⇒「生物基礎」の解答はこちら

⇒各科目の問題と正解一覧はこちら

■2日目

⇒【数学1】数学1A

⇒【数学2】数学2B

⇒【理科1】物理基礎

⇒【理科1】化学基礎

⇒【理科1】生物基礎

⇒【理科1】地学基礎

⇒【理科2】物理

⇒【理科2】地学

⇒【理科2】生物

⇒【理科2】化学

■1日目

⇒【英語】リーディング

⇒【英語】リスニング

⇒【国語】

⇒【地理歴史】世界史B

⇒【地理歴史】日本史B

⇒【地理歴史】地理B

⇒【公民】現代社会

⇒【公民】倫理

⇒【公民】政治経済

⇒【公民】倫理,政治経済

 

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