やる“獅”かない! 監督の言葉が今季スローガンに 16年ぶり日本一へ「強い気持ち」 埼玉西武が発表会

スローガン発表会に参加した松井監督(中央)と(左から)岸、渡部、岡田、田村=13日午前、埼玉県所沢市上山口のベルーナドーム獅子ビル

 埼玉西武は13日、所沢市上山口のベルーナドーム獅子ビルでスローガン発表会を行い、今季のチームスローガンが「やる獅(し)かない」に決まったと発表した。松井監督は「優勝するしかない、打つしかない、守るしかない。いろいろなやる獅かないという強い気持ちを持って臨みたい」と言葉に込めた思いを語った。

 スローガンは、昨季終了後から監督が選手たちに向け度々話していた「やるしかないやん」という言葉をきっかけに誕生。昨年11月に行われた秋季キャンプでも監督の言葉を引用した「レベルアップ~やるしかないやん~」をテーマに掲げていた。

 発表会には田村、岡田、渡部、岸も参加。松井監督と共に書き初めで1文字ずつスローガンを発表し、渡部は「今シーズンこそやるぞという気持ちがより高まった。打撃、守備、走塁全てにおいて全力で取り組んでいく」と意気込みを述べた。

 昨季はリーグ5位という悔しい結果でシーズンを終えた。5年ぶりのリーグ優勝、そして16年ぶりの日本一に向け松井監督は「一試合一試合積み重ねて、最後には全員で喜べるように頑張りたい」と力強く誓った。

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