今夏のジエリンスキ獲得が噂されるインテル、マロッタCEOが交渉に意欲も「まだ全く合意に至っていない」

インテルから関心を寄せられているジエリンスキ[写真:Getty Images]

インテルの最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏が、ナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)への関心に言及した。『フットボール・イタリア』が伝えた。

今シーズンのセリエAで首位を走るインテルは5日、カナダ代表FWタジョン・ブキャナン(24)をクラブ・ブルージュから獲得したと発表。3カ月の離脱が見込まれているコロンビア代表MFフアン・クアドラードの穴埋めに成功した。

そんな中、イタリア『スカイ・スポーツ』の取材に応じたマロッタ氏はさらなる移籍市場での動きに言及。セリエAで最多の49ゴールを奪っていることから「今シーズンのために新たなフォワードと契約する必要は全くない」と前線の補強を否定した。

その一方で盛んに報じられているのが、今シーズン限りでナポリとの契約が満了となるジエリンスキ獲得の噂。ジエリンスキに契約延長の意志がないことから、インテルとユベントスが今夏のゼロ円獲得を目指していると取り沙汰されていた。

マロッタ氏はジエリンスキ確保への意欲を明らかにしたものの、個人間で合意に達しているという報道を否定した。

「明らかなのは、移籍市場が常に活発ということだ。(スポーツ・ディレクターの)ピエロ・アウジリオ、(ゼネラル・マネージャーの)ダリオ・バッチン、そして他のメンバーたちと共にチャンスに目を光らせている」

「1月に入れば、各クラブは6月末にフリーエージェントになる選手に接触することができる。他のクラブと同様に我々もその点に積極的に取り組みたいと考えている。しかし、我々はまだ全く合意に至っていないと言える」

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