大学入学共通テスト2日目は2024年1月14日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。「数学ⅡB」の分析は以下の通り。⇒【平均点】共通テストの平均点、中間発表を見る
数学ⅡBの難易度分析
論理的思考力を問う設問が多かった。第1問[2]、第2問、第3問、第4問など、論理的な思考力が試される設問が多かった。出題者の誘導に乗りづらい設問も多く、また、選択肢に紛らわしいものがあった。計算量はあまり多くないので、数学が得意な受験生はすぐに解答できるが、苦手な生徒には解きにくかったであろう。
⇒【難易度速報】2024年度共通テストの難易度は?教科・科目一覧
難易度
【昨年並み】計算量はかなり減少したが、高度な思考を要求する設問が散見され、多くの受験生が困惑したものと思われる。ただし、易しい問題が前半に配置されるなど、点数がとりやすいように配慮はされている。
出題傾向の分析
第1問で三角関数が出題されず、現行課程の本試験で初めて「整式の除法」がメインのテーマとして出題された。日常生活に関する問題は、第3問のみで出題された。選択肢が文である問題が多かった。
出題分量
問題文の行数は、昨年よりも20〜40行程度減少した(選択問題により異なる)。設問数は昨年とぼぼ同程度であるが、選択肢から選ぶ問題の数が減少したため、マーク数は昨年よりやや増加した。
数学ⅡBの問題・解答
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各教科科目の分析
■2日目
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⇒【数学2】数学2B
⇒【理科1】物理基礎
⇒【理科1】化学基礎
⇒【理科1】生物基礎
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⇒【理科2】地学
⇒【理科2】生物
⇒【理科2】化学
■1日目
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⇒【地理歴史】地理B
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