子どもたちの健やかな成長を願う「子泣かし天狗祭(てんぐまつり)」が14日、愛媛県鬼北町で開かれ、元気な泣き声が会場に響きました。
子泣かし天狗祭は、愛媛県鬼北町に伝わる天狗伝説にちなんで開かれている新春の恒例行事で、2024年は、おととし生まれた満1歳の子ども29人が参加しました。
薄暗い会場に太鼓が鳴り響く中、子どもが順番に名前を呼ばれ、天狗に抱きかかえられます。
(天狗の声)
「元気に育て」
子どもが大声で泣きじゃくったり、必至に逃げ出そうと抵抗したりする中、保護者が大太鼓を打ち鳴らして、健やかな成長を祈っていました。
(保護者)
「のびのびと育って欲しいです、健康に育ってください」
会場は子どもたちの元気な泣き声が響き渡り、和やかな雰囲気に包まれていました。