大学入学共通テスト2024 地学の分析速報 難易度は、大学入試

地学の問題分析

 大学入学共通テスト2日目は2024年1月14日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。「地学」の分析は以下の通り。⇒【平均点】共通テストの平均点、中間発表を見る

地学の難易度分析

 図やグラフを読み取って考察する問題が増加した。与えられたデータをもとに図やグラフを完成させてから考察する問題や、1つの問いで複数の正解を選ぶ問題が出題された。リード文を用いた設問が減少した。

⇒【速報!予想平均点】科目別、文系・理系合計の予想平均点はこちら

難易度

 【やや難化】マーク数や図表の数は昨年とほぼ同じであったが、昨年よりも知識問題が減少し、読図による考察問題が増加した。また、選択肢数が5~6択の設問が増加したため、全体として難易度は昨年よりもやや難化したと思われる。

⇒【難易度速報】2024年度共通テストの難易度は?教科・科目一覧

出題傾向の分析

 教科書で扱われている「固体地球の概観」「固体地球の活動」「地球の歴史」「大気と海洋」「宇宙の構成」の5分野のすべてから出題されていた。出題内容で見ると、知識問題、 考察問題、計算問題が出題され、特に読図や作図による考察問題が増加した。

出題分量

 大問は5題、マーク数は27で昨年と同じであった。図表の数やページ数も昨年と同程度であった。

地学の問題・解答

⇒「地学」の解答はこちら

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各教科科目の分析

■2日目

⇒【数学1】数学1A

⇒【数学2】数学2B

⇒【理科1】物理基礎

⇒【理科1】化学基礎

⇒【理科1】生物基礎

⇒【理科1】地学基礎

⇒【理科2】物理

⇒【理科2】地学

⇒【理科2】生物

⇒【理科2】化学

■1日目

⇒【英語】リーディング

⇒【英語】リスニング

⇒【国語】

⇒【地理歴史】世界史B

⇒【地理歴史】日本史B

⇒【地理歴史】地理B

⇒【公民】現代社会

⇒【公民】倫理

⇒【公民】政治経済

⇒【公民】倫理,政治経済

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