【ベトナム】歩道利用有料化の詳細近く公表、HCM市[運輸]

ベトナム南部ホーチミン市は、道路や歩道の一部を駐車スペースや商取引に使用する際に料金を徴収する。現在、料金徴収の対象となる道路の選定を進めており、1月中に発表する予定だ。12日付タインニエン電子版が報じた。

同市人民協議会(議会)は2023年9月に、道路や歩道の使用料徴収に関する決議を発表した。使用料を徴収するのは交通秩序や景観を改善するのが目的で、24年1月からの実施を求めていた。

同市運輸局は、議会の決議を実行するため、料金徴収の対象となる道路の選定や、実施要綱の原案をまとめ、各行政区や関係機関の意見を求めている。これを踏まえて1月中に最終案を発表する。道路・歩道上の一時駐車場や商取引の管理に関する規定も策定する予定で、実際に料金徴収制度がスタートするのは7月ごろになる見通しだという。

© 株式会社NNA