韓国完成車大手の現代自動車は12日、幕張メッセで開催された改造車（カスタムカー）や関連部品の展示会「東京オートサロン」のプレスカンファレンスで、電気自動車（ＥＶ）「アイオニック５」の高性能モデル「アイオニック５Ｎ」パフォーマンスコンセプトモデル「ＮＰＸ１」を初公開した。
同モデルは、同社の高性能ブランド「Ｎ」の専用パーツブランド「Ｎパフォーマンス」を適用したコンセプトカー。軽量ハイブリッドカーボンホイールやハイパフォーマンスブレーキパッド、ダウンスプリングなどを通じて走行性能を強化した。インテリアには高級人工皮革「アルカンターラ」やレーシングバケットシートが使用され、高級感を高めた。
とりわけ、◇リアルカーボン素材のフロントスプリッター◇サイドスカート◇リアディフューザー◇リアウイングスポイラー——などを適用して、高性能な走行に最適化したエアロパーツが適用されているのが特長だ。
同社は今後、Ｎパフォーマンスパーツの開発を具体化し、アイオニック５Ｎのパフォーマンスパーツを年内に発売する。さらに、世界市場でＮブランド全車種のパーツを発売して製品群を拡大していく。
