ヘルソン州の消防署攻撃 ロシア、インフラ標的

昨年11月、ロシア軍の攻撃により破壊されたウクライナ南部ヘルソン近くの村の農家(AP=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ南部ヘルソン州のプロクジン知事は通信アプリで14日、同州の村の消防署にロシア軍の無人機(ドローン)攻撃があり、消防士4人が負傷したと伝えた。地元メディアによるとヘルソン市も13日に砲撃され、少なくとも住民ら6人が負傷した。

 ヘルソン市は昨年11月にウクライナ軍が奪還したが、その後もロシア軍の激しい攻撃が続く。13日は住宅やインフラ施設が砲撃された。住民男性ががれきの下敷きになったが、救出された。

 一方、ロシア西部クルスク州のスタロボイト知事は通信アプリで14日、ウクライナ軍の無人機が国境に近い同州の村を攻撃し、男性1人が負傷したと伝えた。

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