岩手県の大槌町観光交流協会(千代川茂代表理事)は13日、海を望みながらテントサウナを体験できるモニターツアーを行った。参加者は冬の冷気と海水でクールダウンしながら汗を流した。
同町浪板海岸の三陸花ホテルはまぎくの敷地内を会場に、森林保全に取り組む同町のNPO法人吉里吉里(きりきり)国の松永いづみ理事長(44)がインストラクターを務めた。
参加者3人はテントの組み立てからスタートし、まきストーブに煙突などを設置。テント内に入ると外との寒暖差に「あったかい」「まきの香りだ」と歓声が上がった。海を眺めたり海水に足を入れたりしてクールダウンしたが、海水は冷たすぎたようで足早に暖を取りに戻っていた。