【第58回 NFLスーパーボウル】アッシャー、ハーフタイム・ショーの予告編公開 JUNG KOOK/レブロン・ジェームズら登場

現地時間2024年2月11日に開催される【第58回 NFLスーパーボウル】のハーフタイム・ショーを担当するアッシャーが、最高のショーを予感させるエキサイティングなトレイラーを公開した。

アッシャーの30年のキャリアを万華鏡のように旅する1分間のハイテンションな動画で、彼が何を準備しているのかが初めて明らかになった。ゴスペルの聖歌隊が“Peace up”と歌うところから始まると、他のさまざまなファンが教会のオルガンの音色に乗せてそのフレーズを繰り返し、聖歌隊は“A-town down”と、この映像のフィーチャー・ソング「Yeah!」の出だしを歌う。「Yeah!」は、リル・ジョンとリュダクリスが参加した2004年の大ヒット曲だ。

女性が“Take that and rewind it back”(巻き戻せ)と言うと、映像は1998年へと遡る。「You Make Me Wanna…」や「Nice & Slow」といったヒット曲が収録されている1997年の2ndアルバム『マイ・ウェイ』のおかげでアッシャーが世界的なスーパースターに成長した翌年だ。この動画には、ダブルダッチをする女の子たちが「Yeah!」が一番好きな曲だと語るシーンなどに混ざって、10代で有名になる前のまだ幼い顔をしたアッシャーがスタジオで微笑んでいる古い映像も登場する。

そしてアッシャーが圧倒的なパフォーマンスをステージで見せる映像をメインに、マーチング・バンド、地下鉄駅のフルート奏者、10代の弦楽四重奏団、深夜の食堂のビートボックス・クルー、ピアニスト、そして有名なオーブン・ドアのミームを再現した友人のJ.バルヴィンなどによって、2004年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で12週連続首位を獲得したこの楽曲の再構築バージョンが徐々に形になっていく。映像では他にもアッシャーの友人が出演しており、BTSのボーカルで「Standing Next To You」のコラボレーターであるJUNG KOOKが一緒に踊り、NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズも印象的なコーラスを歌いながら短いカメオ出演を果たしている。

予告編の最後には、赤い背景に「一つのパフォーマンス。30年製作中」と表示され、前が大きく開いた黒シャツとお揃いの手袋を身につけ、サングラスをかけた45歳のアッシャーが、首にかけたトレードマークの“U”ペンダントを回してポーズを決めている。

Apple Musicが提供する今年の【第58回 NFLスーパーボウル】ハーフタイム・ショーのヘッドライナーをアッシャーが務めることは、昨年9月に発表された。彼は声明で、「僕のバケット・リスト(死ぬまでにやってみたいこと)で【スーパーボウル】のパフォーマンスにようやくチェック・マークをつけることができるなんて、一生に一度の名誉です。僕のショーでは今まで見たことのないようなものを世界中に届けるのが待ちきれません。この機会を作ってくださった皆様とファンに感謝します。またすぐに会おう」とコメントした。

Apple Musicが提供する初のハーフタイム・ショーは昨年開催され、リアーナがパフォーマンス中に第2子妊娠を公表し、視聴者数の新記録を樹立した。アッシャーは2月9日に9thスタジオ・アルバム『カミング・ホーム』のリリースを控えており、2月11日に米ラスベガスのアレジアント・スタジアムのステージでヒット曲を披露する予定だ。この試合は米CBSで生中継され、Paramount+、NFL+、Vixでストリーミング配信される。

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