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●16日から瑞穂小へ「楽しみ」
羽咋市瑞穂小に15日、輪島市から避難した3年生と1年生の兄弟が翌日からの通学に向け見学に訪れた。学用品を持ってくることができなかった2人のために、学校側は保護者に制服や文房具の提供を呼び掛けて用意。2人は新しい学校でランドセルを受け取り、笑顔を見せた。
瑞穂小に通うことになったのは正角純輝(ひかる)君(9)と葵生(あおい)君(7)。自宅が損壊し、親類を頼って家族で羽咋市内に避難した。母朋美さん(43)とともに釜谷剛校長らの歓迎を受け、教室や体育館、ランチルームなどを見て回った。
学校にはランドセル23個をはじめ、市内外から多数の学用品が寄せられた。朋美さんは「皆さんの温かい気持ちをいただき、本当にありがたい」と感謝。黒いランドセルを選んだ葵生君は「学校に通えるようになってうれしい。勉強が楽しみ」と話した。