23年通年の来港者数3400万人

1月14日に香港メディアが伝えた香港政府観光局(HKTB)の話によると、2023年通年の来港者数は初期統計で3400万人、うち12月の来港者数は400万人近くに上ることが分かった。中国本土が最大の市場で、通年で2670万人余りの中国本土客が来港。5月の黄金週間の連休、夏休み、10月の国慶節連休の来港者数は理想的な数字だったという。また、東南アジア市場の回復速度が最も速く、なかでもフィリピンとタイは旅客数が12月にすでにコロナ前の水準を超え、フィリピンは116%まで、タイは106%まで回復した。来港者数全体では、宿泊客が半数を占め、コロナ前より割合が高かった。宿泊客の滞在期間は平均3・6泊で、これもコロナ前に比べると長いという。HKTBが調査したところでは、宿泊客の香港旅行に対する満足度は10点満点評価で8・7点に達しており、コロナ前の水準を上回った。

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