「楽しかったしこわかった」保育園児がとんど体験 初めて見る“大きな火”にびっくり 1年の健康を願い

広島県福山市の保育園で15日、子どもたちがとんどを体験しました。

福山市にある明浄保育園では、約50人の園児がとんどを体験しました。寺が運営する保育園なので役目を終えた塔婆がとんどの土台となります。そこに園で書いた書き初めや願い事を描いた絵などを入れていきます。

「おおきくなれますように」

とんどに火をつけると大きく燃え上がり、ときおり大きな音をたてていました。こちらの保育園では「一年間の健康を祈る日本の伝統行事を体験してして欲しい」と約20年前から毎年とんどを行っています。子どもたちは、普段見ることのない大きな火に驚いていました。

園児
「たのしかったしこわかった。火がオレンジ色だった」
「お花屋さんになりたいとおいのりしていた」

古くから伝わる行事で、子どもたちの思い出がまたひとつ増えました。

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