完熟、熟成の蔵出し特産「しもつみかん」 糖度高い味PR

収穫後に蔵で熟成した特産品「しもつみかん」をPRするキャンペーン隊(京都市中京区)

 和歌山県海南市の特産品である蔵出しの「しもつみかん」のキャンペーン隊が15日、京都市中京区の京都新聞社を訪れ、今季の味をPRした。

 毎年12月に収穫した完熟のミカンを蔵で1~2カ月寝かせ、熟成させてから出荷しており、このシステムは日本農業遺産に認定されている。同市下津地域の農家約850戸が生産している。

 京都府内への出荷は既に始まっており、2月上旬にピークを迎える。キャンペーン隊員は「とにかく糖度が高くておいしい。京都の人たちにも楽しんでほしい」と話した。

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