震度5強以上に今後も注意 気象庁、2~3週間程度

 気象庁は15日、能登半島地震から2週間が経過したものの、地震活動は依然活発だとして「今後2~3週間程度、最大震度5強以上に注意してほしい」と呼びかけた。震度6弱以上についても、発生直後と比べ確率は低くなっているが、起きる可能性があるとしている。海底で規模の大きな地震が発生した場合は、津波へも注意が必要だ。

 気象庁によると、震度1以上は1日から15日午後5時までに1405回。緩やかに減少しているが、2016年の熊本地震などと比較しても多く、震度5強程度以上が起きる確率は平常時の100倍を超えている。日本海沿岸の大地震では、約1カ月後に大きな地震が発生したこともあるという。

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