台湾の新北市政府は14日、市内で建設が進む新北捷運(新北MRT)の三鶯線(頂埔—鶯桃福徳)について、2025年に工事が完了し、走行試験を行う見通しだと発表した。
三鶯線は昨年12月に主要構造部が完成。今年末には横溪—鶯歌間で先行的に走行試験を始める見通しとなっている。
三鶯線は全長14.3キロメートルで、12駅を設置する。開通後、同市三峡や鶯歌の住民の新北、台北両市中心部までの移動時間は20分短縮する見通し。将来的には桃園市八徳まで西側に延伸する計画だ。
同日には侯友宜市長が三峡区で建設中の車両基地を視察した。