低迷するエンポリがアンドレアッツォーリ監督を解任…新監督は残留請負人のダビデ・ニコラ氏

解任されたアンドレアッツォーリ監督[写真:Getty Images]

エンポリは15日、アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督(70)解任及び、イタリア人指揮官のダビデ・ニコラ氏(50)の新監督招へいを発表した。契約期間は1年の延長オプションが付随した今季終了までの契約とのことだ。

アンドレアッツォーリ監督は昨年9月20日に解任されたパオロ・ザネッティ前監督の後任として指揮官に就任。最下位に沈んでいたチームの立て直しを期待されたが、11月12日のナポリ戦以来勝利がなく、就任後はリーグ戦16試合で3勝4分け9敗と期待外れの結果に終わっていた。

なお、新監督に就任したニコラ氏は、リヴォルノやバーリ、クロトーネ、ウディネーゼなどで監督を歴任。2022-23シーズンはサレルニターナで指揮を執っていた。

2022年2月から監督を務めたサレルニターナでは、降格圏の19位に沈んでいたチームを引き継いだ中、17位フィニッシュで見事残留に導いたが、翌シーズンは第18節終了時点で4勝6分け8敗の15位にとどまると、昨年1月16日に成績不振を理由に解任されたが、わずか2日で復職。しかし、復帰後もセリエAでは4試合で1勝3敗と全く立て直せず、2月に正式解任されていた。

なお、 ニコラ監督はクロトーネの指揮官時代の2017-18シーズンにも、残り9試合で6勝を挙げ、奇跡的な残留劇を演じたことでも知られている。

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