スキーの第73回岩手県中学校・県高校大会、第64回県選手権(ノルディック種目)最終日は15日、八幡平市の田山クロスカントリーコースで距離リレーが行われ、中学校男子は雫石が頂点に立ち、6連覇を飾った。女子は安代(八幡平)が2年ぶりに優勝。競技得点で争う学校対抗は男子が雫石、女子は奥中山(一戸)が制した。高校の学校対抗は男子が盛岡中央、女子は盛岡農が栄冠を手にした。
中学校男子リレーの雫石は、2、3走でリードする狙い通りの展開に持ち込み、連覇を6に伸ばした。
1走川崎閃伸(せんしん)(2年)がトップの沢内(西和賀)と3秒差でつなぐと、個人2冠の2走古舘拓(2年)が逆転。2位に2分53秒差をつけてリレーした。古舘の兄で3走の航太朗主将(3年)がさらに差を広げ、アンカーの伊藤颯平(1年)が逃げ切った。