「さすが大谷選手」 グラブが届きました! 真岡の物部小でお披露目会

大谷選手から贈られたグラブの感触を確かめる児童

 【真岡】メジャーリーガーの大谷翔平(おおたにしょうへい)選手が全国の小学校に3個ずつ寄贈した野球グラブが市内にも届き、15日、物部小でお披露目会が開かれた。

 体育館で開かれた全校集会で小林妙子(こばやしたえこ)校長が「皆さんにプレゼントが届きました」と切り出すと、雰囲気を察した児童から「大谷翔平だ」と声が上がり、グラブが箱から取り出されると歓声と拍手が湧いた。

 小林校長は大谷選手からのメッセージを読み上げ、出身校の花巻東高(岩手)とは、二宮尊徳(にのみやそんとく)の報徳思想の教えを校是としている共通点があることも紹介した。

 地元の学童クラブ二宮スラッガーズに所属する6年の池田緋呂(いけたひろ)君(12)、稲川佳那土(いながわかなと)君(12)、上野琴音(うえのことね)さん(11)が代表して着用し、小林校長とキャッチボールして感触を確かめた。

 3人は「柔らかくて使いやすそう」「届くのをずっと待っていたのでうれしい」「さすが大谷選手」などと笑顔を見せた。

 集会の後には教室にグラブが回され、児童が大谷選手からのプレゼントの感激を分かち合った。グラブは12日午前に市教委へ届き、同日午後に市内全14小学校へと配られた。

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