低迷ニューカッスルにさらなる打撃…鼠径部負傷のジョエリントンがシーズン絶望の可能性

MFジョエリントンは鼠径部負傷で長期離脱に[写真:Getty Images]

ニューカッスルのブラジル代表MFジョエリントンは、負傷によりシーズン絶望となる可能性が高まっているようだ。

ニューカッスルの主軸として、複数のポジションで重要な働きを続けてきたジョエリントン。今季は自身もハムストリングの負傷がありながら長期離脱者が続出するチームで奮闘しており、プレミアリーグでの16試合を含む公式戦23試合に出場していた。

しかし、ジョエリントンは6日に行われたFAカップ3回戦のサンダーランド戦で鼠径部を負傷。13日に行われたプレミアリーグ第21節のマンチェスター・シティ戦を前に、エディ・ハウ監督は「最低でも6週間は欠場するだろう」と語っていた。

この時点で現在プレミアリーグ10位に低迷するニューカッスルにとっては大きな打撃となったが、イギリス『テレグラフ』によると事態はさらに悪化したとのこと。ジョエリントンは検査の結果、手術が必要だと判明したようだ。

手術に踏み切った場合は4カ月の離脱となり、今シーズン中の復帰は絶望的となる模様。クラブはセカンドオピニオンを受けてから決断を下す予定だが、すでに手術は避けらない見通しになっているという。

ニューカッスルは噂されていたマンチェスター・シティのイングランド代表MFカルヴァン・フィリップス獲得も見送る方針であることから、ハウ監督は今後さらに難しいやり繰りを迫られることになるだろう。

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