やまびこドローン、運搬ドローンで能登半島地震の復旧工事をサポート

2022年創業のやまびこドローンは、大型ドローンを用いた運搬事業を展開。資材などさまざまな物の空輸を手がけ、さらにエンターテイメント業界向けサービスとして撮影演出サポートも行っている。

また、2023年3月にはドローンによる架線・延線工事のサポート業務を開始。危険な作業をドローンに任せることで現場の方々の安全を担保し、短時間で効率良く完了できるとあって、好評を得ているという。

今回、架線工事の端緒となる細いロープ「パイロットロープ」をドローンで運搬することで、作業時間を大幅に短縮できる。断線した光ファイバーや電線の通線工事を行う事業者と連携して、電柱間に最初に張る細いロープ「パイロットロープ」をドローンにより運搬する。

電柱間などの通線工事現場は、人が急斜面を登ったり川を渡ったりすることもあり、時間や労力がかかる危険な作業だった。しかしドローンを使えば、作業に伴うリスクを劇的に低減しながら、短時間でパイロットロープの牽引が可能だ。

ライフラインの復旧が喫緊の課題である今、作業を早急に終わらせることで、被災者の方々が一日でも早く快適な暮らしを取り戻せるよう全力で支援するとしている。

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