荒れた試合の要因? 韓国代表率いるクリンスマン監督、バーレーン戦の主審を批判「あまりにも早く多くのカードを……」

写真:韓国代表を率いるクリンスマン監督(右) ©Getty Images

韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が、現地時間1月15日に行われたAFCアジアカップ カタール 2023のグループステージ第1節・バーレーン代表戦後の記者会見で、中国のマ・ニン主審を批判した。

韓国代表とバーレーン代表の一戦は、両チーム合わせて7枚のイエローカードが飛び交う乱戦に。韓国代表が3-1で勝利を収めたものの、後味の悪い内容となった。

試合後の記者会見に臨んだクリンスマン監督は、マ・ニン主審のジャッジに言及。韓国メディア『聯合ニュース』によると、クリンスマン監督は同主審の判断が試合を必要以上に加熱させたという見解を示した。

「バーレーンとの試合は簡単ではないと分かっていたが、結果的には少し荒れた試合内容となってしまったね」

「トリッキーな試合だったと思う。主審があまりにも早く多くのイエローカードを出したことが大きく関係していたよ。そのため、我々コーチ陣はプロセスについて熟考する必要があったんだ」

退場者こそ出なかったが、韓国代表はDFキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)、FWソン・フンミン(トッテナム/イングランド)ら主力選手が初戦にしてイエローカードを受ける事態となった。

なお、アジアカップでは1枚のイエローカードはグループステージ終了後にリセットされる。仮にグループステージ最終戦で2枚目のイエローカードを受けたとしても、決勝トーナメントには持ち越されないレギュレーションとなっている。

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