クレジットカード会社からの高額な請求を名目に、知人女性から現金をだまし取ったとして、30歳の男が警察に逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、広島市南区青崎に住む無職の男(30)です。
警察によりますと、男は去年2月18日から19日頃までの間、知人の女性会社員(29)にクレジットカード会社から高額な請求を受けているなどと嘘を言って、同月20日、南区青崎1丁目の金融機関で、この女性から現金60万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察は、男が女性に対し、SNSや電話で以下のような嘘を言ったとみています。
「カードでめちゃくちゃ請求きとってからさ118万とキャッシング78万使われとってそれを次の金曜までに払わんとブラックで差押えなります言われて」 「元嫁が俺の家族カードをもっとったらしくそれで馬鹿みたいに使われとった」 「今ね後59万まできた」 「130万円はどうにかした」 「絶対に返す」
女性からの被害届で事件が発覚したということです。調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、男に余罪がないか捜査しています。