大麻所持の疑いで福山大学サッカー部員の男(21)を逮捕 警察は部室を捜索

乾燥大麻を所持したとして福山大学のサッカー部員の男が逮捕されました。逮捕を受けて警察は11日、部室を捜索しました。

大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、福山大学3年で学友会サッカー部の部員の男(21)です。

警察によりますと、男は去年9月、広島県福山市今津町のコンビニエンスストアで乾燥大麻およそ1グラムを所持した疑いがもたれています。警察の調べに対し、男は「まちがいありません」と容疑を認めているということです。

不審な落とし物があるとコンビニ店員からの通報で事件が発覚。防犯カメラの映像などから男が浮上しました。また、警察は11日午前、サッカー部の部室を捜索したということです。

福山大学によりますと、サッカー部は去年6月の中国大学サッカー選手権大会で3年連続9回目の優勝を果たしていました。福山大学は早急にサッカー部員全員に聞き取りを行う予定だということです。

大塚豊学長は「多大なるご心配とご迷惑をお掛けいたしますことを深くお詫び申し上げます。薬物使用の厳禁を含む学生の生活面での指導を引き続き徹底して参ります」とコメントしています。

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