12球団監督会議 “接触プレー”「リクエストの件で話を」広島カープ 新井貴浩監督 球界発展へ意見交換

16日、プロ野球の12球団監督会議が開かれ、指揮官たちが、魅力あるプロ野球界に向けて意見を交わしました。

16日午後、東京都内には、カープの 新井貴浩 監督はもちろん、日本一を成し遂げたタイガースの 岡田彰布 監督、ジャイアンツからは 阿部慎之助 新監督ら12球団の指揮官がそろい、プロ野球発展のための意見をぶつけあいました。

座長である岡田監督からは、ヒットやエラーを判定する公式記録員についてなど複数の提言があったものとみられます。そのほか、試合時間短縮やタブレット端末持ち込みなど、さまざまな提案があった模様です。

2年目の新井監督も積極的に意見を示すなど、実りの大きい会議となったようでした。

広島カープ 新井貴浩 監督
「ルールの細かい改正ですとか、スケジュールの確認ですとか。そして、リクエストに関することですよね。わたしはリクエストの件についてですね、リクエストは速やかにということですけども、なかなか接触プレーが起きたときとか、速やかにリクエストを要求できない場合があるので、そのあたりはアンパイアの方で幅を持たせていただけないでしょうかとお話をしました。特に異議はなかったので、おそらくですけど、みなさん、そう思われていたんじゃないかなと思います」

― キャンプに向けて…
「わたしたちは若い選手が多いので、まだまだ、これからのチームだと思っていますし、わたし自身も楽しみにしていますし、応援していただいているファンのみなさんにもたくさんワクワクしてもらいたいなと思います」

◇ ◇ ◇

中根夕希 キャスター
特にルールについては試合の流れが大きく変わったりもしますから大事な会議だと思いますけれども、やっぱり12球団の監督のみなさんが勢ぞろいすると迫力がありました。

青山高治 キャスター
あの場でどの監督が何を言うかっていう緊張もあります。なにより、こうやってだんだんキャンプが近づいてくると、また、あのワクワクする季節がやってくるなというのを実感します。

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