勤務先の小学校で、女子児童の下半身を撮影するなどしたとして、強制わいせつなどの罪に問われている男の裁判が広島地裁福山支部で開かれました。男は起訴内容を認めました。
起訴状によりますと福山市の小学校教諭の男(50)は2019年11月から翌年1月までに複数回、当時10歳の女子児童の下着をずらして、デジタルカメラで撮影するなどしたとされています。男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側の冒頭陳述によりますと、男と被害に遭った女子児童は、クラスの一部授業を担当していた関係で、作業を依頼する傍ら撮影に及んでいたということです。
さらに検察側は「撮影したことがばれないスリルを味わっていた」と指摘。撮影した静止画や動画はハードディスクに移し、自宅で保管していたということです。
弁護側は事実関係は争わないとし、情状酌量を求めていく方針です。