静岡県内産貯蔵みかんの品評会「特に甘みがのった濃厚なミカンに仕上がった」静岡市

早生ミカンと比べて、果実を熟成させることで甘さが引き立つといわれる貯蔵ミカン。

静岡県内で生産された貯蔵ミカンの品評会が、静岡市で行われました。

生産技術と品質向上を目的とした品評会には、県内の農家が生産した「青島温州ミカン」や「寿太郎温州ミカン」など246点が出品されました。

会場では、農研機構の研究員や県職員らおよそ20人の審査員が、色やツヤ、そして酸味・甘みなどを確かめていました。(

農研機構カンキツ研究領域長 塩谷浩 審査長:
「収穫前の秋の雨が非常に少なくてですね。特に甘みがのった濃厚なミカンに仕上がっております。」

品評会の表彰式は2月行われる予定で、貯蔵ミカンは3月ごろまでスーパーなどの店頭に並ぶということです。

© 静岡朝日テレビ