【早出し】県内、平地でも大雪 5地点で今季最も寒く

断続的に強く雪が降った山形市中心街=16日午前11時43分、同市七日町

 西高東低の強い冬型の気圧配置となり、県内は16日、大雪に見舞われた。冷え込みも厳しく、山形など内陸の各地点で日中でも気温は上がらず、金山や長井など5地点では、今季で最も気温が低くなった。

 山形地方気象台によると、同日の主な地点の24時間降雪量は大蔵村肘折39センチ、西川町大井沢36センチ、米沢28センチ、山形20センチ、新庄14センチ、鶴岡市櫛引10センチ。同日午後5時の積雪量は肘折100センチ、大井沢93センチ、尾花沢40センチ、新庄35センチ、米沢23センチ、山形17センチ、櫛引7センチなどで、平地でも大雪となった。

 山形市内では早朝から除雪車が行き交い、住宅地などでは住民が雪かきをする姿が見られた。17日の県内は高気圧に覆われるため、日中は晴れや曇りで、各地で16日よりも気温は上がり、夜は雨や雪の降る所がある見込み。

樹木などの積雪が目立った山形市中心街=16日午前11時48分、同市七日町

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