こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。2024年もキャンプギアの進化は止まりません。今回は、ベルモント、Snsowed、YOGOTO、deerestから販売されている「新しい進化を遂げているギア」を購入したので、開封レビューをしていきたいと思います。
※本記事にはプロモーションが含まれています。
【ベルモント】チタンヘラセット 税込1,980円
まず最初にご紹介するのは、ベルモントのチタン製ヘラセットです。
チタン製のヘラって、ありそうであまり見ないですよね。
大小セットでケース付きのチタン製ヘラ
大小2つのサイズがセットになっていて、ケースもついています。
1本あたり1,000円未満なので、アウトドアメーカーが出すとこのくらいの価格が適当なのかなと思います。
ベルモントさんなので、もちろん日本製。新潟県で作られてるんでしょう。
ケース付きで総重量34g。ヘラが2本入ってるとは思えない軽さです。
開封してみると、チタニウムグレーの色味・質感。
こんなに高級感のあるミニサイズのヘラは見たことありません。
厚みもあって、しっかりしたヘラです。
ちなみに厚みは2mm。大きい方は長さ134mm、ヘラの幅は45mmで14.1g。
小さい方は全長115mmでヘラの幅は35mmで9.8g。
用途だけで言えば100円ショップで売っているステンレスのヘラで十分でしょうが、ベルモントのチタンヘラは色・質感ともかっこいいですね。
重さはサイズが同じくらいの折り畳みで30gです。ただ、2〜30gの差なので、何kgもあるキャンプ用品の全体の重量を考えれば、わざわざヘラをチタン製にする意味は、あまりないのかもしれません。
しかし、これを見て、「かっこいいな。そしてこんなに軽いのか」というところに魅力を感じた人には「アリ」の商品だと思いますね。
また、この大小セットでこんな立派なケースまでつけてるところがいいですよね。
買ってみて分かったことは、パッケージの状態だと先の部分しか見えませんが、出してみたらかっこよかったということ、今までのヘラでは味わえないような軽さを体験できるということですね。
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チタン好きな人には楽しめるアイテムだと思います。
実際に使用してみましょう
それでは実際に使ってみましょう。
お好み焼きを作ります。
お好み焼きのサイズが大きすぎて、100%失敗しそうなので、今回はダイソーのヘラに力を借りてひっくり返しました。
食べる時はチタンヘラで。
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可愛いサイズなのでソロ向きのヘラセットですね。
コスパというよりロマンの要素が大きいアイテムでした。
【Snsowed】 アウトドアクッキングセット 税込3,273円
続いては、トランギアのストームクッカーのようなアルミ製のクッキングセットです。
意外とちゃんとしているクッカーセット
お値段は3,000円台と激安。大丈夫なのかと興味が湧いたので買ってみました。
見た感じはトランギアのストームクッカーと同じようなものかと思いますが、筆者はストームクッカーを使ってないのでどこまで酷似してるかは分かりません。
こういうのは安いなと思って買うと、痛い目を見る時もあるんですよね。海外製で安く作っているものは当たり外れがあります。
メスティン・ポケットストーブ・オイルランタン・焚き火台・椅子など、今ではほとんどのものが人気メーカーの信頼性の高い商品とともに、類似した格安品が売られてます。
ストームクッカーは類似の格安品をあまり見たことなかったので、試しに購入してみました。
信頼性の高いものが欲しい方は、トランギア製を買っておいた方が間違いないと思います。
あと調理に使う鍋なので、中国等で安く作っているのは大丈夫なのか?と思われるかもしれませんが、割とお高めなメーカー品や日本製をアピールしてる商品以外は、アウトドアギアの多くが中国の工場で作られています。従って、中国製品だから悪いということではなく、ものによって良し悪しはあると思います。
開封してみましょう。
ファーストインプレッションは、ちゃんとしてそうな感じがします。
梱包自体は段ボール箱にそのまま入ってるっていう形でした。紙で保護されていてベルトが付いていました。
蓋を兼ねたお皿。アルミ製で大きさの割に軽いです。
そしてアルコールストーブが入ってますが、蓋がちょっとへこんでいます。
裏を見ると中国製のよくあるアルコールストーブと違いますね。パッキンは結構しっかりしていますが、ストーブの穴の配置もよくある中国製品とは違います。
あとは上蓋がないので、火を消したり調整したりということはできないようですが、蓋の閉まりはスムーズですね。
ハンドルで蓋がフライパンみたいにもなるわけですね。
フッ素コーティングとかはされていないので、使うと普通に焦げつきそう。
一応フライパンにもなりそうだし、蓋・お皿と万能に使えそうです。
アルコールストーブをはめるパーツ。鍋が大小1つずつ。アルストの蓋がちょっとへこんでいたものの、お鍋や蓋などは特に大きなへこみや傷は見られず綺麗な状態でした。
組み立てて使用感を確認
まずは付属されていたアルコールストーブをセット。
側面に穴が開いたパーツを置いて完了。
この形でアルコールストーブの炎を、しっかりと風から守って効率的に調理ができるわけです。
フライパンを使ってもいいし、大小の鍋がぴったりはまります。
なるほど。これはワクワクするシステムですね。
多分ストームクッカーは五徳みたいのが付いていて、それを下げてセットすると色々なサイズのものを置いたりできるはずですが、これはないですね。
決められたサイズのクッカーをセットして使う。そのバリエーションは直径約19cm弱くらいの大きな鍋と18cm弱の一回り小さな鍋。そして20cmくらいの簡易的なフライパン。
この3つを使うことになるわけですね。
サイズが合うものなら他にも使うことはできそうですが、あまりぴったりはまるやつだと穴から炎が抜けていかないので使えないと思います。
とりあえず、付属してるこの3つでいろんな料理はできそうですけどね。
スタッキングが大小の鍋を重ねて、アルストとハンドルを置いて蓋をして、穴にベルトを通してテンションかけて止めると外れません。
さらにケースがあるともっといいですが、安いのでそこまで贅沢は言えませんね。
ベルトとバックルは、そんなにしっかりしたものではありませんが、一応使えそうです。
この状態で重さは582gでした。表記されていた重量よりかなり軽いですね。
アルコールストーブとクッカーセットの使用感をチェック
それではアルコールストーブがちゃんと安定して燃えるのか、試しておきたいと思います。
15から20秒ぐらいで小さな穴から炎が出てきて、1分くらいで本燃焼になりました。
安く買えるアルコールストーブとそんなに変わらない印象です。
ただ、火を消す蓋がないから、アルコール入れる量をちゃんと計算して使わないと、この製品だけでは使いづらいかもしれません。
漏れたりもしないし、大丈夫そうには見えます。
基本的には屋外専用品ですから、外で実際に使ってみましょう。
洗ってきたのでセットします。
風が出てきたので、あえて囲いを取ってみました。
中は見えませんが、そんなに炎が暴れてるような音もしないし、だんだん湯気が大きくなってきているので、順調に燃焼してるんだと思います。
これはとても効率的な仕組み。アルストなので音が静かなのもいいですね。
沸いてきましたね。キャベツをどっさりと投入します。豆腐を落としてもうひと煮立ちだけさせましょう。
ちゃんと作れました!
機能としては全く問題なく使えました。
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これだけ一まとめになったセットが3,000円台とはお得なんじゃないでしょうか。
【YOGOTO】クッキングツールボックス 税込1,358円
続いては、格安メーカーのキャンプギアケース。毎年モデルが新しくなってきているので最新のものを買ってみました。
進化し続けているツールボックス
こちらは、YOGOTOというブランドのクッキングツールボックスです。これは第3世代ということで、税込みで1,358円でした。
ちなみに初代は今は1,000円くらいで買えるみたいですが、そこから第2世代が外せるワッペン式のロゴマークになってデイジーチェーンがついて、今は1,200円台。
進化していますね。
筆者が買ったのは第3世代ということで、出してみると全体的に綺麗な作りをしています。
ここ数年のキャンプブームで大きく成長したメーカーだと思いますが、昔から布製のツールボックスやハンマー等をお安く出していました。
すごく安いケースは生地がペラペラだったり、作りが雑な感じがするんですが、これは割といい感じに作られてると思います。
ワッペンが付けられるようになっていて、札についていました。
他のロゴやワッペンつけたい人もカスタムできるように、この形にしてくれています。
第2世代から追加されたデイジーチェーンは引き継がれていて、第3世代には前に小さなポケットも付いてます。
持ち手はそんなに厚みがあるものでもないですが、めっちゃ重いもの入れるわけじゃないので、商品のお値段考えたら十分な感じもします。
後ろにもポケットがあり、開けると蓋の裏にメッシュポケット。
本体は側面・底部分ともクッションが入っているので、中に入れたギアはしっかり守ってくれそうです。
正面の小さなポケットは、ミニサイズの調味料ボトルを入れるのにいいんじゃないかな。
小分けボトルに調味料を入れる人も多いと思いますが、小さめのボトルだと7〜8本入りそうです。
ケース本体は30cmくらいまでのものが入れられますから、ケトルも入っちゃうし、メスティンはダイソーのラージサイズでもいけます。
戦闘飯合2型のサイズも入るので、名前の通りキッチンツールをコンパクトにまとめるのに適してるんじゃないかと思います。
ちょっとしたものなら外に挟んだり、引っ掛けたりできて、正面のポケットには小さなものも入れられる。そしてワッペンもカスタムできる。
これで1,300円台は安いでしょう。
裏は水に強そうな生地になっているので、汚れがついてもさっと拭き取れそうです。
汎用性が高そうで、安くて見た目も機能も良さそうなので、細かいもの入れるケースをお探しの方は、1つ買っておいてもいいんじゃないかなと思いました。
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格安ブランドでも年々モデルを更新して、進化してきてるというのはいいですね。
【deerest】ムーンチェア 税込3,699円
最後はディレスト ムーンチェアという商品です。
脚の長さが変化するコンパクトなチェア
実はこのブランドを展開してるのは、あの激安ブランドSoomloom(スームルーム)。
なぜブランドを分けてるのか詳しくは分かりませんが、ちょっと洗練された高級感を出している別ラインの商品なのかな。ただそこまで高級ではなく、全体的には安いです。
こちらのチェアは重さ約1.2kgということで、このサイズなのにDODのスゴイッスのような機能を持った椅子なんです。
フレームの組み方が独特だったので、面白そうで買ってみました。
シートは薄型で軽いですね。フレーム本体はぎゅっとまとまってますけど、バンドを外すとバラバラになって、繋がっているところに全部はめます。
最後フレームを広げるみたいですが、カチっていって止まった。面白い仕組み。これでしっかりと強度が出せるんでしょうか。
よくある椅子と同じように引っ掛けて、出来上がり。
4本の脚が伸縮可能なタイプになっていますし、フレームも地面にそのまま置けるようになっているのでグラウンドタイプにもなるようです。
シートの幅は50cm。スゴイッスよりは少し小さいと思いますが試してみましょう。
実際に座り心地をチェック
やはりコンパクトな方だと思います。
ただこのコンパクトサイズで、スゴイッスのような高さ調整ができるようなので、それも試してみましょう。
高さの変更も問題なくできました。
前脚を高くした状態で後ろの脚だけ低くすると、リラックスモードみたいに一応できますが、シートが小さいのであまりリラックス感がないですね。
頭が預けられるわけでもないし、このモードは上の方を向けるけど、そんなにリラックスな感じではありませんでした。
最後にグラウンドチェアにしてみます。これはそんなに悪くないですね。
後ろが1本脚みたいになるんで不安定かなと思いましたが、幅が広いのでそんなにグラグラはしません。
最後に脚を戻してDODスゴイッスと並べてみましたが、シートの大きさが全然違いますね。
予想はしてましたが座り心地も全然違う。
包まれるような快適性はスゴイッスの方が数段上です。
ただ、2つを比べると収納サイズが全然違うんですよ。重さもかなり違います。
今回の2つに限ったことではありませんが、軽量コンパクトにしていくと大体こういう比較結果になるんですよね。
ヘリノックスでも、とことん軽くチェアゼロまで行ったら座り心地はかなり落ちますし、でも他の椅子にはない圧倒的な軽さがあります。
大きくなってハイバック肘掛け付きなんていうタイプだったら、それは快適ですからね。
今回の2つもそういう感じかなと思いますので、4本の脚が高さ調整できるタイプの椅子の中で見ると、ムーンチェアはかなり小さくなるし安い、スゴイッスは座り心地がよく火の粉に強い。
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何を目的に選ぶかというところになりますね。
進化し続けるキャンプギア4選 まとめ
いかがだったでしょうか。
最新の購入品4点をご紹介させていただきました。
どんどん進化してるアイテムからロマンを感じるギア。
激安なのに意外と使えた道具など色々ありましたけど、キャンプ道具ってさってみるとやっぱり面白いですね。
というわけで、今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。