NY株続落、231ドル安 米企業決算不安視で売り

 【ニューヨーク共同】連休明け16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前週末比231.86ドル安の3万7361.12ドルで取引を終えた。米企業の決算発表が本格化するのを控え、業績を不安視した売りが優勢となった。

 米アラスカ航空機の事故を巡る米連邦航空局(FAA)の調査による業績への影響が懸念された航空宇宙機器のボーイングが大きく下落したのも相場を押し下げた。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が早期の利下げ開始に慎重な発言をしたことも投資家心理を冷やした。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は7営業日ぶりに反落し、28.41ポイント安の1万4944.35。

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