ダイハツ工業が車の安全性能検査の不正をしていた問題で、国土交通省はマツダのボンゴを含む3車種の型式指定を取り消すと発表しました。
型式指定は車が安全などの保安基準を満たしているかどうか国土交通省が審査し認める制度で、大量生産に必要な認証です。
今回、型式指定を取り消されるのはダイハツが製造する3車種で、マツダがダイハツから供給を受けて販売しているボンゴのトラックタイプも含まれます。
国土交通省によりますと型式指定を取り消された3車種はエアバックが正常に作動するかどうかの検査で、衝撃ではなくタイマーを使っていたということです。
ダイハツは去年12月、車の安全性能検査で悪質な不正が見つかったとして車の生産を停止していました。
マツダは「ご心配をおかけしあらためて深くおわびします。ボンゴトラックのお客さまの状況にあわせて丁寧に対応していきます」とコメントしています。