大関貴景勝が首の負傷で休場 春場所は8度目かど番

貴景勝

 大相撲の西大関貴景勝(27)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、常盤山部屋=が初場所4日目の17日、日本相撲協会に「頸椎症性神経根症で2週間程度の安静加療を要する」との診断書を提出して休場した。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると、2日目の熱海富士戦で悪化させ、本人が休場を申し出た。再出場はせず、3月の春場所は8度目のかど番となる。

 貴景勝は場所前から首への不安で調整が遅れていた。師匠は右腕に力が入らない状況とし「体が大事だから、ゆっくり休ませたい」と話した。

 貴景勝の休場は昨年名古屋場所以来で11度目。今場所の十両以上の休場者は小結高安に続いて2人目となった。

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