現地時間1月13日から16日にかけて、セリエA第20節の10試合が行われた。
モンツァとのアウェーゲームに挑んだインテルは開始12分、相手のハンドで得たPKをハカン・チャルハノールが決めて先制すると、その2分後にはフェデリコ・ディマルコのクロスをラウタロ・マルティネスが押し込んで追加点。後半に入り60分にはカウンターからチャルハノールが沈めてリードを広げ、モンツァもPKで1点を返したものの、終盤にはラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムがさらにゴールを奪い、5－1の大勝を飾った。
サッスオーロをホームに迎えた2位ユヴェントスは15分、ドゥサン・ヴラホヴィッチが左足のミドルシュートを決めて先制すると、37分にはヴラホヴィッチが直接FKを叩き込んで追加点。後半は相手に決定機を作られる場面もあったがしのぎ切ると、89分にはフェデリコ・キエーザがダメ押しゴール。3－0で快勝を飾った。
ミラン vs ローマのビッグマッチは11分、ヤシン・アドリが左足のシュートを決めてミランが先制すると、後半に入り56分には大きな揺さぶりからオリヴィエ・ジルーがヘディングで押し込み追加点を奪う。ローマも69分、レアンドロ・パレデスのPKで1点を返したものの、ミランは84分、テオ・エルナンデスがジルーとのワンツーで抜け出し、左足の強烈な一撃をたたき込んでダメ押し。3－1で勝利を収めている。試合後、ローマは成績不振によりジョゼ・モウリーニョ監督の解任を発表。ダニエレ・デ・ロッシ新監督が就任した。
レッチェとのホームゲームに挑んだラツィオは、相手との競り合いの中で右肩を痛めたパトリックが24分で交代すると、その後は相手に決定機を作られる場面も。しかし後半に入ると徐々に反撃に転じ、58分にはルイス・アルベルトのワンタッチパスを受けたフェリペ・アンデルソンが先制ゴール。結局これが決勝点となった。鎌田大地はベンチ入りしたものの出番は訪れなかった。
ナポリはサレルニターナに先制を許したものの、前半アディショナルタイムにマッテオ・ポリターノのPKで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにはセットプレーの流れからアミル・ラフマニがこぼれ球を蹴り込み、劇的な逆転勝利を飾った。
ジェノア vs トリノはスコアレスドロー。ヴェローナはエンポリを2－1で下し、連敗を2でストップさせた。エンポリは8試合未勝利となり、アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督の解任とダヴィデ・ニコラ新監督の就任を発表している。
カリアリはボローニャを2－1で下し、フィオレンティーナ vs ウディネーゼは2－2の引き分け。アタランタは5－0でフロジノーネに快勝している。
◉セリエA 第20節 結果
ジェノア 0－0 トリノ
ナポリ 2－1 サレルニターナ
ヴェローナ 2－1 エンポリ
モンツァ 1－5 インテル（ハイライト動画）
ラツィオ 1－0 レッチェ（ハイライト動画）
カリアリ 2－1 ボローニャ
フィオレンティーナ 2－2 ウディネーゼ
ミラン 3－1 ローマ（ハイライト動画）
アタランタ 5－0 フロジノーネ
ユヴェントス 3－0 サッスオーロ
