全国マツダ労組が春闘統一要求にベアを盛り込まない方針決定 4年連続

マツダや関連会社の71の労働組合が加盟する全国マツダ労連は、春闘の統一要求に基本給を引き上げるベースアップを盛り込まない方針を決めました。

全国マツダ労働組合連合会 久重道正 会長

「実質賃金の低下に合わせて組合員の生活を守っていきたいという観点から、今回賃金要求をしっかりやるとした。」

ベースアップを統一要求に盛り込まないのは4年連続です。

賃上げの目標額については、参考としてベースアップと定期昇給分を含め13400円を加盟組合に提示していますが、実際の要求額は各組合に委ねるということです。

年間一時金は5カ月分を基本としています。

マツダは、2023年度中間決算で、過去最高となる売上高を記録し、毛籠社長は賃上げに積極的な姿勢を示しています。

マツダ労働組合は今回の決定をもとに、2月14日要求書を提出するということです。

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