ウェストハムのモイーズ監督が怒り、VAR導入のブレに苦言「FAカップが世界最高など信じられない」

ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督[写真:Getty Images]

ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、大会の運営に苦言を呈した。イギリス『インディペンデント』が伝えた。
【動画】1つの転機となったベンラーマの退場シーン

ウェストハムは16日、FAカップ3回戦の再試合となるブリストル・シティ戦をアシュトン・ゲートで行い、0-1で敗れた。

ミスから3分に先制を許すと、1点を追う51分にはサイード・ベンラーマが退場となり、数的不利に。最後までゴールをこじ開けられず、チャンピオンシップ(イングランド2部)チームを相手に敗戦を喫した。

ベンラーマはジョー・ウィリアムズの激しいスライディングを受けて転倒した際、相手をスパイクの裏で蹴り返してしまった。

指揮官はベンラーマの退場に関しては「何の不満もない正しい判定」と、報復行為による退場は妥当とコメント。一方で、発端となったウィリアムズのタックルには「試合中には、かなり難しいチャレンジ挑戦だと思った」と、疑問を投げかけている。

7日に行われたロンドン・スタジアムでの一戦ではVARが導入されていたにもかかわらず、この日の敵地戦では導入されず。統一感のない運用方法に、ハマーズの指揮官は大きな不満を抱いているようだ。

「これ(FAカップを)で世界最高のカップ戦と呼ぶのは信じられない。VARがある週もあれば、ない週もある。そんなばかばかしいことはないだろうと思うし、各クラブに対する公平性がない」

「導入しないならしない、使用するならどこの試合でも使用できるようにしてくれと思う」

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