【速報】災害時も日米同盟アピール 地震被災地に支援物資輸送

在日米軍のヘリコプターが17日、能登半島地震の被災地に支援物資を輸送した。日本政府は米軍協力の必要性を強調するが、実際に活動する米軍機はわずか1機。期間も最短で2日になる可能性があり、防衛省内では「自衛隊で事足りる」という声が少なくない。一方、日米には有事に限らず、災害時でも自衛隊と米軍が連携することで「同盟の重要性」をアピールしたいとの狙いがある。17日午後2時過ぎ、石川県輪島市の能登空港。食料品や生理用品などを積んだ米陸軍のUH60ヘリコプターが、100キロ余り離れた同県小松市の航空自衛隊小松基地から到着した。空港で待機していた自衛隊員約30人が段ボール箱を米軍から受け取り、次々に搬出した。

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