「災害支援ナース」を能登半島地震の被災地に派遣 避難所生活は合併症の可能性も 広島県看護協会

能登半島地震で、被災した地域の避難所で活動する「災害支援ナース」が17日、石川県に向け出発しました。

被災地に派遣されたのは、広島県看護協会に登録している「災害支援ナース」4人です。4人は18日、石川県小松市の総合体育館に開設する1.5次避難所で、高齢者や基礎疾患を持つ被災者への服薬指導や感染症予防をはじめ、衛生管理などの業務にあたります。

出発を前に、生活用品をはじめ、血圧計や聴診器・消毒薬など、持ち物を一つずつ確認していました。1チーム2人で行動し、被災地には4日間滞在する予定です。

広島県看護協会 災害支援ナース
「食事が偏って、便秘を引き起こす。避難所生活は、トイレに行かない。動かないで合併症が発生する。専門知識を用いて、介入できれば」

広島県看護協会では、1月末までにあと2回、「災害支援ナース」を派遣する予定です。

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