約1か月間で1196回の無言電話をかけ会社の業務を妨害したか 会社員の男(40)を逮捕 広島

去年9月から約1か月の間、1000回を超える無言電話をバスの運行会社にかけて業務を妨害したとして、広島県呉市に住む会社員の男(40)が逮捕されました。

偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、呉市宮原に住む会社員の男(40)です。警察によりますと、去年9月29日から10月27日までの間、スマートフォンを使用して呉市築地町にあるバスの運行会社の営業所に1196回にわたり繰り返し無言電話をかけ、電話の転送先であるコールセンターで対応する7人の業務を妨害した疑いがもたれています。

警察の調べに対し、男は「電話をかけたが、妨害したつもりはない」と容疑を一部否認しているということです。また、男は「バスの音がうるさい」と供述しているということです。

警察が、運行会社の電話の着信履歴などを調べたところ、男の関与が浮上したということです。男は多い日で、1日に500回以上の無言電話をかけていたということで、警察が動機などを調べています。

© 株式会社中国放送