DJI、「DJI Mic 2」発売。高品質の録音機能と、優れた安定性を備える

ラインナップと希望小売価格は以下の通り。

  • DJI Mic 2(トランスミッター×2+レシーバー×1+充電ケース):税込52,800円
  • DJI Mic 2(トランスミッター×1+レシーバー×1):税込35,530円

DJI Mic 2トランスミッター(シャドーブラック、パールホワイト)は、それぞれ税込16,060円で別途購⼊も可能。DJIラベリアマイクの小売価格は税込6,380円、DJI Mic 2充電ケースの小売価格は税込11,220円。

ポケットサイズに収まるプロの録音機能

DJI Mic 2の特徴の⼀つは、様々な種類の音声が混在している環境でも、高品質の音声を収録できる点だ。無指向性録音に対応し、クリアな音声を録音できるように最適化されており、どんなシナリオでも、ユーザーが作成する音声コンテンツの品質を保証するという。

楽しいVlog動画やシリアスなインタビュー映像の撮影など、様々な撮影シナリオで、DJI Mic 2は優れた品質で音声を録音可能としている。

DJI Mic 2はスマートノイズキャンセリングに対応し、人やクルマが行き交う街中や混み合った室内で撮影するコンテンツクリエイターにとって、撮影条件を向上してくれる。この機能は、環境ノイズを効果的に低減してクリアな音声を録音し、ノイズのせいで撮影が中断するような状況を防げる。

風が強い環境や、素早く移動するようなシーンで撮影する場合、DJI Mic 2に同梱されたウィンドスクリーンを使用すれば、風ノイズが低減され、屋外の撮影でも、クリアな音声を録音できるという。

欲しいオーディオを確実に録音できるように、DJI Mic 2には、Safety Track(セーフティ トラック)機能を搭載している。この機能により、コンテンツクリエイターは、メインの音声トラックの他に、音量を6dB下げた状態のバックアップ用のセカンドトラックも録音し、音源の音量が急激に⼤きくなった場合に備えることができる。

ロックコンサートのような大音量の非常に複雑な音声環境の中でも、DJI Mic 2は、簡単にバランスの取れた音声を収録できる。

ユーザーのニーズに応えるデザインで、シームレスかつ直感的な使用体験

DJI Mic 2は、最新技術で開発されているだけではなく、ユーザーを考慮したデザインを採用。スマートな外観の充電ケースは、金属を用いたミニマルデザインとなっており、新たに追加されたラッチ機構により、不意の落下を防止し、安心して利用できるという。

ユーザー個人のスタイルや好みに合うように、DJI Mic 2では、シャドーブラックとパールホワイトのスタイリッシュな2色から選択可能。シャドーブラックはハイテク感のある落ち着いた印象を与え、パールホワイトはエレガントなカラーオプションで、明るい白味が好きなユーザーにぴったりとしている。

DJI Mic 2は、セットアップの工程もシンプルになっている。製品は、いつでも、どこでも、すぐに使い始めることが可能。充電ケースで充電中に、レシーバーとトランスミッターは自動でペアリングされ、充電ケースを開ければすぐにDJI Mic 2を使い始められるのが特徴だ。

DJI Mic 2は、Osmo Action 4やOsmo Pocket 3といったDJI製品、Bluetooth対応のスマートフォンにシームレスに接続できるだけでなく、USB-CやLightningアダプター経由のデジタル出力や3.5mmTRSケーブルを使用したアナログ出力に対応し、様々な録音デバイスに簡単に接続して使用可能だ。

DJI Mic 2はタッチ画面を搭載し、指先だけで簡単に操作できる。1.1インチOLEDタッチ画面にはダイヤルが搭載され、必要な情報に素早く正確にアクセス可能だ。コンテンツクリエイターは、音量、ゲイン、画面輝度などを簡単に調整でき、スムーズな音声設定が可能になるという。

トランスミッターは、使いやすいマグネットクリップに対応しており、衣服の目立たない場所に素早く取り付けられる設計になっている。また、DJI Mic 2はデュアルチャンネル録音に対応し、同時に2種類の音源から音声を録音することができるため、複数の音源が必要な録音の作業が簡単になると同時に、より効率的な後編集できる。

ユーザーが創造性を最大限に発揮できるように、DJI Mic 2は、DJIラベリアマイクやDJI Mic 2充電ケースのような実用的なアクセサリーに対応している。

いつでも、安定性と信頼性を実現

DJI Mic 2は、優れた安定性を誇り、常に高品質の音声を捉えることが可能だ。DJI Mic 2の各トランスミッターは、8GBの内蔵ストレージを搭載し、最大14時間分の圧縮なしの48kHz 24-bitでの録音できる。これにより、コンテンツクリエイターは、ストレージ容量を心配せずに、長時間撮影できるとしている。

DJI Mic 2は、最先端の32bitフロート内部収録に対応。この機能は、録音性能を実現するだけでなく、複雑な音声環境でもシームレスに適応し、ささやき声から大声まで、幅広いニュアンスの音声を捉える。これにより、大音量の音が突然出るような環境でも安心して録音でき、後編集での柔軟な微調整が行えるという。

伝送距離やバッテリー駆動時間に関しても、DJI Mic 2は性能を発揮する。干渉や障害物のない開けた場所では、最大250mの音声伝送を実現し、ライブ配信、スタジオ録音、屋外での録音といったよくあるシナリオでのニーズに対応できる。

また、各トランスミッターとレシーバーは、最大駆動時間6時間を誇り、充電ケースを使えば、最大18時間の使用可能だ。長時間のコンテンツ制作にも対応できるとしている。

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